夢月のお気に入りの歌一覧
もり
踏みつけた花びらの汁付いたまま一日過ごす逃げることなく
10
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恣翁
吾の発つを 送らむとする春色を 非情の夕霧 忽ち鎖しつ
21
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赤俊雄
早朝の空に疲れた横顔を浮かばせる月にわれ透かし視る
9
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赤俊雄
あかつきの月を茜に焼きあげる春陽の勁さに背をおされ往く
11
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もり
咲くよりも散る花に目を奪われて待ち合わせ場所遅れた理由
17
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なお
なりぬらむ またの日来むと 言ひし人 さにあらまほし 待つ身ぞ憂きな
3
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なお
春の花 張り出づれども にほふ風 立ち寄らざりて あいなく覚ゆ
4
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なお
くまなかる 月の入るさま 眺むるに いかでめづらし 心地やかせむ
4
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なお
京洛の 春をみな颯と(さと) あつめぬる 花愛づる時 過ぎでありなむ
3
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なお
河津花 咲き乱れぬは こやうたげ かは風寄らで 散らでありなむ
3
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真如
紅葉散る み寺の小路 ゆくりなく逢ひにし君と 二十年添ひぬ
9
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萩
春の夜の つれなく見えし 逢瀬より今は途絶えし 面影思ふ
6
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恣翁
蒲公英を 瀬音の打ちて 幾重なる花弁に 動く陽の光かな
31
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なお
おもふきみ 涙降りつつ 訪ふを待ち花も恋しも 咲かぬをりにや
3
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コーヤ
みつばちもぽかぽか陽気に目覚めてか菜の花華と戯れ暮れて
25
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麻
あけぼのにまどろむ君も鶯のさへづる声に目を覚ますらし
23
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月虹
早咲きの桜を見つけ左折する弥生三月小さな冒険
128
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へし切
若竹の空へ空へと迷いなく伸び行く姿を孫にかさねむ
36
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たけくらべ
あおによし奈良の都に咲きそむる五色椿の艷やかなこと
18
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舞
目に明やか雪解く風に色無くもまず乙女らの脚颯爽と
20
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