風花のお気に入りの歌一覧
コーヤ
じりじりと陽が照りつける朝なれど痩せる為にと黙々歩く
13
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中森 つん
墓標には私と同じ名があって姉の代わりに生きるがさだめ
7
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ざつ
蓋のない箱に彩るおべんとう続く波間と梅のかおりと
4
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千映
抗がん剤 治療もせずに 天国へ看取りし家族の ことば爽やか
20
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桐生賄
吹き流し 思考凝らしたものばかり つい立ち止まり 見入る出来映え
12
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十薬
油蝉網戸で涼む大暑かな雷迫る夕立の風
8
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貞子
幾年も無沙汰重ねし師の君の み声なつかし受話器に若く
5
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ちはにゃん
泥のよなコーヒーすすり哲学をぶつきみのこえサイゼリヤにて
5
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美津村
梅雨明けて開け放ちたるわが家を風吹き抜ける蝶飛びぬける
11
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美津村
家々に梅干を干す匂ひたち日差眩しき梅雨明けの村
11
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ミミンガ
それぞれの七十年はそれぞれに必死に生きた命の軌跡
15
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桐生賄
いつもなら 仙台七夕 雨が降る 今年はジンクス やぶれるかなぁ
10
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詠み人知らず
いつの間に天使の子らに子ができて その子にもまた 子ができるのだ
14
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桐生賄
久々の 仙石線の窓の外 昔と違う 景色広がり
13
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安曇野
旅先で脂輝く肉と出会う草食男子の餌として買う
7
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桐生賄
久々の 仙石線で 仙台へ 七夕祭り 行って来ます
9
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ミツ子
大事にね育てられたの母さんにだから粗末にするなら泣かす
10
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月虹
いつまでも悲しいままでいられずにどうしようもなく朝は始まる
97
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舞
ポツポツと遠い思い出宝石を愛でるごとくに母は語るよ
15
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本能寺
今日もまた 秋はいずこに迷いしか 道教えさえ姿を見せず
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