風花のお気に入りの歌一覧
貞子
励ましの 言葉いくつを探しつつ 涙かくせり癌病む友に
10
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詠み人知らず
少しずつ使えなくなる歯のように 伯父伯母オレが 欠けてゆく夏
13
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舞
ゆく夏のねぷたなのか日余韻には涼し風ふけ岩木山から
16
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恣翁
ギザギザの 鼠の齧り 残しつるチーズのごとき片割れの月
18
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本能寺
朧気に 見えてくるなり詠み人の 溢るる想い 強き生き様
16
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ながさき
愚かなる 怒り・争い・貪りの 心を鎮め 平和を祈る
21
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そぶ
錆ついた蛇口をひねるかのやうに夏の残り香零れるゆふべ
13
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千映
うたのわの歌人に出せぬ 気持ちだけ残暑お見舞い申し上げます
10
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夏嶋もこ
江戸の世も平成の世もおなじよに庶民のための花火咲く空
6
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千映
久々に 嬉しいメール 褒めことば短歌少し 腕を上げたね
9
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そらたろう
父語る母との出逢い そこにいる父でない父母でない母
14
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朱萌 zzz..
差し延べてくれた屋台の焼き鳥が焦げて苦くて炭で笑った
6
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夢士
焼茄子に茗荷と生姜夏の膳生酒一つあればまた良し
14
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へし切
こころなし 風 冷ややかに吹きくれば 秋立つころと はや茜舞う
20
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月虹
逢いたいと思えば悲し木洩れ日は優しいままで記憶に揺らめく
30
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半格斎
ネギならぬ茗荷の薬味冷や麦を すすりて聞こゆ遠山の鳩
13
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半格斎
いわし雲立秋の空にたなびくも 地に熱こもりてはけぐちもなく
11
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只野ハル
過剰とも思えるディテールを味わう余裕なくただストーリーを追う
7
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詠み人知らず
妻と観た映画のことを話したら 「誰と行ったの?わたし知らない」
14
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コーヤ
野花から野花へと舞う黄揚羽の夢の出会いの吸蜜の旅
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