愚と楽のお気に入りの歌一覧
雪柊
これからは毎年雪を見るたびに君の生まれた冬を語れる
19
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灰色猫
夢想家の白きピアノを奏でれば地球に灯るイマジンの夢
15
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灰色猫
屋根裏でまどろむだけの風たちを小窓をひらき空へ導く
21
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灰色猫
霜焼けのあかい手で汲む雪解けを零さぬように春を待ちます
18
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灰色猫
言葉にもなれないままのため息に夜明けが来たら歌にしますね
19
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灰色猫
をさまらぬ君への想い胸に秘め硝子細工の翼をたたむ
22
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工藤吉生
パトカーが一台混ざりぼくたちはなんにもしてませんの二車線
5
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浅草大将
越えてきて今も麓に迷ひせば目にそびえとの青き山なみ
11
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滝川昌之
一つ癒え二つ新たなあかぎれに溜め息かけては春まだ遠く
24
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へし切
人の世の常なりと言へ無情なり消えてはかなき泡沫の恋
21
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灰色猫
肩先に鋭き鷹を一羽乗せ私は聖者をやめようと思う
17
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己利善慮鬼
熱き酒をとつとつとつと注ぐ夜にかごめかごめの盃の月
11
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舞
寝息する妻の背中に耳触ればトクリトクリと温もりの音
6
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石川順一
旅立ちの朝にトーストロールパンオシロイバナはツボミ持ちたり
12
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灰色猫
眠りさえ奪われたまま生きている私の呼吸はまだ終わらない
23
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林林
ふううって息を吹いたら温かな湯気が応える冬の味噌汁
24
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夢士
からっ風背に受け飛ばす常磐道群馬ナンバー雪撒き散らす
14
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灰色猫
コンソメ派ケチャップ派との論争に冷めゆくロールキャベツのなみだ
16
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へし切
こがらしの果ては静かな冬の海なぎたる沖の夕波千鳥
23
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横井 信
香りたつ 味噌汁の味 思い出す 大きな楓 見守る家へ
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