由良のお気に入りの歌一覧
あまおう
柿色の空にカラスの声響き鍋がよいぞと秋風の吹く
18
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南 骸骨
指切りの小指が僕にぶら下がる背伸びしてでも叶えたいんだ
4
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遠井 海
旨そうに梨食う君は五年前0・2ミリの点だったのよ
12
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桜園
木漏れ日の差しくる山路に倒れ咲くあざみの花の淡き紫
17
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falcon
白魚の空に涼しき秋の日の包む悲傷にわれは哭きけり
12
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あまおう
韓流のドラマのような展開が若干欲しい長い秋の夜
9
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まがね
魚なら良かったのにね溢れ出る涙を君に見られずにすむ
13
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光源氏
長からむ命のほどを如何にせむ風のみだるる浅茅生の露
20
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浅草大将
宿にさへ一夜を濡れてあさきぬの木曽が寝覚の床のさみだれ
9
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浅草大将
色に乱れ澄めるこころも空ごとと萩の花野を月まよふらむ
12
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まがね
縦1本猫の黒目は通り道「こっちにおいで」とあたしを誘う
6
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竜胆
十五年、飼ってた犬が死にました。風鈴の音、ちりんちりん。
5
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falcon
廃屋の柘榴は裂けて白壁に五十ミリシーベルトの傷の跡
12
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紫苑
アパルトマンゆたまごの焦げる匂ひして巴里のあしたの靄うすれゆく
9
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紫草
母さんはかあさんだけどほんとはねそれだけでない顔を隠すの
95
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たんぽぽすずめ。
ころころと変化するから心とも言うけど今も君が好きです
17
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舞
嗚呼そうか虚ろに注ぐ苦酒は満たすこと無くただ沁みてゆく
5
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たんぽぽすずめ。
天国を信じていれば散りぬ日へ覚悟で抱く心に桜
13
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南 骸骨
蝶を追い慶珍塚に喘ぐ息虹の真下を目指して・・・独り
2
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詠み人知らず
しゃくりあげ漢字書き取る子の記憶 もっとやさしくすればよかった
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