都詩のお気に入りの歌一覧
安曇野
ジッジジジ 途切れる鳴き声 七日目を悟った瞬間 秋風が吹く
11
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千映
今朝も又 真剣な顔で 紅をさす92歳の 女完成
27
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恵
想い出は滲んでゆきぬ吾の中にぽつりぽつりと雨降る様に
33
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恣翁
病葉と泥に汚れし登山靴で ボードウォークをコツコツ蹴けり
14
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なつを
いい加減大人になったはずなのに 両親のない子の寂しさ身に沁む
9
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矢車菊
幸せの意味はいつでも遠回り光のあとに音は届くよ
19
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へし切
不戦こそ人を守るといふことの要なりしと英霊の言ふ
20
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シュンイチ
自転車で隣の町まで行ったっけ ぼくがはじめて「おれ」と言った日
87
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村上 喬
強すぎる日差しをさけて街路樹に寄り添う君に木洩れ日がゆれ
27
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舞
吐息ごとその色ごとに七色の人のおもいのうたと成りゆく
13
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西村 由佳里
パタポタとカッパに落ちる雨粒に守られながら目指す頂
6
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やん
夏の夜に アイスコーヒー 二人して からから鳴らす コップの氷
12
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まぽりん
父母はなに思ひけむ神風と消えにし人の置きし文見て
26
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沙枝
勇気とは不安を横に置いたまま前へと進む力のことだ
7
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沙枝
好きだよと目を見て言ってくれたっけたぶん生涯一度の出来事
11
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ユキ
行きたいよそんな想いをこめながら爪に海色塗り重ねてく
12
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新月
好きなのに 言うに言えない この想い壊したくない 今の距離感
11
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まぽりん
後の世も語り伝へなむ八洲守る千尋の海に散りし玉の緒
27
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亜梨
雨の声? 扇風機の手? 誰ですか夜に溶けゆく身を撫でるのは
3
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詠み人知らず
落ち込めばチックコリアの新ジャズを 流してしばし 死んでやろうか
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