澄舟のお気に入りの歌一覧
灰色猫
待ってくれ毎日お風呂を洗うから湖になるまで磨くから
19
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村上 喬
知ってるかい距離を置くからわかることお酒は死者との会話の手段
20
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工藤吉生
遠くではマジックショーが始まった騙そうとする声のあかるさ
6
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市之瀬 進
隣家より嫁いで今年十年目ジャーマンアイリス十輪が咲く
25
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灰色猫
蝶たちに嫌われている蕊の無き花は月夜にひっそりと咲く
18
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沙久
何もかも思考停止した町を抜け底冷えした我が家へたどり着く
22
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沙久
残された者と残して逝く者の辛さを天と地が分かち合って
27
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滝川昌之
畦道に咲いた菜の花ひきたてる肥前平野は若麦萌えて
19
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詠み人知らず
守銭奴な彼からもらったペアリング形に残った一組の形見
8
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詠み人知らず
度が過ぎるネガティブだって嫌だけどポジティブ過ぎても近寄りがたい
17
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詠み人知らず
行楽で必ず目にするカラフルなレインボーアイス地元名物
5
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詠み人知らず
アララギの歌が詠めない籠の鳥ただ窓外を見上げ眩しがる
7
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詠み人知らず
遠い空、濡れた僕たち見る七色は 今日限りの虹、目に焼きつけたい
6
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舞
新卒の面接の子を不可となす彼の父母に心傷めて
13
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吉野 鮎
「ヒロシマ」「ナガサキ」「フクシマ」人たるを原罪 としてカタカナ表記
13
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灰色猫
美しき筆跡を持つ歌詠みは杏の花を手帖に零す
32
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松本直哉
つり革にとどく背丈になりし子の横顔みればいまだをさなき
9
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美津村
短歌以上に人生に熱心であれと説く歌評の中の厳しき一節
14
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灰色猫
一心に斜面を滑る子供らは歓喜のなかで天地を学ぶ
23
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沙久
手放しで喜べないのに手放しで喜ぶ君と出会えた朝は
19
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