海の月のお気に入りの歌一覧
工藤吉生
どう生きてゆきたいのかだ回り終え独楽は再び紐を巻かれる
4
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紫苑
散りゆける薔薇のことばに導かれあやふき歌をおくつてしまふ
11
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てきと杉立
花のない枝葉でさえも照らす月 僕を捨てない夜の太陽
6
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みやこうまし
新緑の背伸びしはじめ 若き芽の親木越さんと先秀を目指す
17
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葵の助
宿題がないなんて嘘 母ちゃんのネットワークを侮るなかれ
16
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南美帆
満月はひそかな恋を見守るの傾きながら抱きしめられて
11
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詠み人知らず
駆け抜けた青春の日々さようなら 今が新たな青春の日々
5
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秋日好
鈴なくし迷ふ小猫の足跡を荊の中に如何に見るべき
73
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芳立
ながめふるセーラー服のスカーフにしたたりやまぬ君のひめごと
6
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伸縮自在
切り口がスパッとしてる小気味いい響きに胸を躍らせる初夏
6
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夢士
みどり注す欅並木の風かほる歴史刻みし参道の木々
12
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あまおう
恋愛と ポテトチップは うすしおで。 きみは特別 コンソメ味だ
24
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ゆの
歌うのもピアノ弾くのも快楽よ絶頂あって滑り降りてく
20
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へし切
ほんのりと頬が覚ゆる君が膝母に抱かれ夢見るような
35
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恣翁
初夏の麦畑なる冷涼に 我が身を重ね 騒ぐ風聞く
29
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灰色猫
今君の 頬にふれた風 天高く 昨日 宇宙にふれた風だよ
11
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詠み人知らず
くづれやすい豆腐をそつとすくふやうに抱きあげてかるくくちづけをする
3
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西村 由佳里
そよ風がカーテンレースの譲り合いボクにはちょっと手に負えなくて
5
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詠み人知らず
君知らぬ私の深い悲しみをあの日の空だけが知っている
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てきと杉立
傘ふれば予報はずれの青空に飛んでく杞憂センターフライ
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