あかるのお気に入りの歌一覧
紫苑
冴えわたる月を映せばやはらかきこゑを忘れてしまふ みづぎは
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すばる
あなたさえ幸せならと言えなくてやっぱり隣にいたいと思う
24
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みなま
送り火にまにあらなかったわたくしを待っててくれててつないでくれる
8
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ふきのとう
何ごともなきかのように広がるる空の青さはとてもせつない
17
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みなま
吾ひとり残されるなら今ここで消えてもさほどかわらぬ ダリア
15
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みなま
未亡人はやく亡びてしまいたし飛行機雲がどこまでものびる
8
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へし切
盆の夜は妹と添ひ寝の夢の中せめて逢瀬の時間よ止まれ
31
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みなま
サイダーの炭酸きつい気がすればきっと何かに傷ついている
18
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夢士
気だるさの午後のひと時まどろみて遠く近くの蝉の声聞く
21
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あまおう
口づけをかわせる程に傾いたきみより月が 優しい夕べ
27
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ながさき
一つ下 弟は逝く 三九で 妻子残して あまりに早く
24
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みなま
記す事書く事こそが供養とう言の葉滲みて深く眼を閉ず
17
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詠み人知らず
カンヌ市に観光に来た宮司さんきょろきょろしてるかしこ見かしこ見
4
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栞
渦を巻き吹き荒れ騒ぐ台風のような激情持て余す夜
10
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すばる
音もなく空を流れる星達に君を返して欲しいと願う
22
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すばる
向日葵は変わらず綺麗に咲いている 二人の夏も 一人の夏も
22
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栞
家で待つ愛猫の瞳の色に似たラムネの瓶を手にする旅路
9
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へし切
手をとりて妹が耳もと顔を寄せ涙こらへて別れの言葉
29
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舞
晦日は悼み過ごさん百代の過客と吾れの一里塚逝く
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すばる
お土産のアイス一つで咲くような笑顔に変わる夏の幼子
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