卯月のお気に入りの歌一覧
まつり
敬虔な祈り捧げる人々のまぶたの皮膚の薄さを思う
7
もっと見る
まつり
名前さえ知らない街の夕焼けを一生覚えている気がします
10
もっと見る
矢車菊
どんぐりのように小さな物語両手でずっとあたためていた
20
もっと見る
大さん
たぶん秋が切ないと思う人は夏に忘れ物をしたからだ
33
もっと見る
まつり
夕間暮れ目隠し鬼がやってきてあの子は連れていかれちゃったよ
7
もっと見る
まつり
なかよしのくまといっしょにこの冬はわたしも冬眠します。それでは
6
もっと見る
浅草大将
枯れ果ててむくろは骨とかは島のなほ身に偲ぶ花の盛りを
17
もっと見る
シュンイチ
おそらくはひかりであったきみの名のローマ字 にじむ 遠きあめりか
11
もっと見る
シュンイチ
ゆるやかに真夏は死んでぼくたちの若さは武器にならなくなった
13
もっと見る
中森 つん
お互いの汗を共有しあえない夏なんてもう終わってしまえ
5
もっと見る
中森 つん
おかえりを放つ人など居るはずがないとわかって投げる「ただいま」
30
もっと見る
紫苑
花散らす雨ふりやまず。さざなみの夜のむかふに消ゆる、よこがほ。
13
もっと見る
紫苑
磔刑を見あぐるわれの盲ひたる耳 爛漫のさくらさくらよ
13
もっと見る
只野ハル
漱石の齢を越えてそれからも道草ばかり門には行けぬ
17
もっと見る
矢車菊
少しずつ春が近づくときめきであなたを好きになってゆきます
21
もっと見る
月虹
一〇〇〇〇回恋する猫になりましょう何度も何度もやっぱり君と
96
もっと見る
紫苑
物かげを選みてあゆむ黒猫よ 恋はなかずにするものである
10
もっと見る
水海はるこ
買い取りの保証額ってありますか(私の体は壊れています)
7
もっと見る
秋日好
初雪もいまだ届かぬ柔らかい誕生月を過ごしています
18
もっと見る
たかなしゆり
先生もKもエリスも髪を抜く老婆もあの日教室にいた
11
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[45]