雲海のお気に入りの歌一覧
紫苑
真夜ふかくサービスエリアにひとり笑むツインテールはデコトラのうち
3
もっと見る
へし切
まぼろしの邪馬台国を夢に見て盲のたどるまほらまの道
21
もっと見る
詠伝
川霧の招く遅延を分母とし闇の質量計算している
10
もっと見る
詠み人知らず
六面がコンクリートの中にをり 冴え増す気体の 質量を知る
14
もっと見る
へし切
痛快に悪を懲らしめ切り捨てる吾もなりたや鬼の平蔵
15
もっと見る
恣翁
降る雪を 硝子に顔を近付けて 息で曇るまで見詰めたりけり
27
もっと見る
inosann
朝礼で苦言受けての蟠りさらりと流し体調良さかな
12
もっと見る
桜園
久方に友と会えて嬉しけりわれの衣服もかしてあげれて
12
もっと見る
夢士
祖父の手の山車に揺られて撥をふる伝統つなぐ娘婿に惚れむ
17
もっと見る
舞
寒い夜は早く帰って約しくも妻の手料理酒ひと肌に
4
もっと見る
桜園
二十年はたらきくれし電子レンジお礼を伝えてお別れをする
19
もっと見る
inosann
幾年も話さずなりし長男の安否確かむ部屋の明かりか
32
もっと見る
夢士
今日のこと綴る言の葉ゆきとそら歌にまとめて思ひ残さじ
7
もっと見る
詠み人知らず
時空間 越えて残せり文字の意思 たった一つの人の技なる
17
もっと見る
詠伝
一切を仕切る脳内執事にはオールバックの眼鏡を希望
6
もっと見る
恵
こんなにも誰かを好きになることはこの先ないと思う雪の日
25
もっと見る
恵
産み落とす短歌はすべて宝物 言葉を探すその時間が好き
22
もっと見る
夢士
雪かきて背伸びする空あお高くヒヨドリ舞ひて青に色つけ
8
もっと見る
詠伝
紹介もされずに黙ってニコニコして私あなたのなんだったっけ
17
もっと見る
へし切
神さぶる匠の技の輝ける社寺建築は木組みの魔法
26
もっと見る
[1]
<<
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
>>
[22]