午のお気に入りの歌一覧
詠伝
ジングルベル今年も君は独り身のままだったねと囃し立てをり
19
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山科嶺子
さよならを言える資格はありますかわたし一人の思い出ですか
62
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あらやしき
不覚にも朝日を美しく思う心に隙がまだ残ってる
3
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山々雲
ひさかたの天の泪の秋雨の高き音色よ我が身を癒せ
2
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高島津 諦
幸せになれとの祈りより速く光は届くそれと呪いも
2
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高島津 諦
世界中敵になったら君一人味方でいたって勝てないじゃない
4
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芳立
ゼネストも辞さぬ構へだトナカイの深夜手当をめぐる団交
10
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詠み人知らず
真夜中に目覚めし独りもて余す ミルク温め星と語りぬ
11
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芳立
濃き墨に一期一会と書かれたる表千家の番犬の小屋
7
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詠伝
誰がしかの愛が織り込まれていると信じてカップ麺にお湯をそそぐ
3
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紫草
朝もやの湯気たつ畑に露をもつ葱ぬきにゆく朝餉のために
18
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詠み人知らず
花束を乙女は抱きバスを待つ うつむく頬にやわき陽が差す
10
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詠伝
裁ち鋏シャキシャキ「浮気は文化だ」と宣ふますらを去勢せむとや
8
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詠み人知らず
園児らの黄色の帽子散らばりて雀も弾む冬の陽だまり
23
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遠井 海
汚染水に染められてゆくこの海の広く青くて美しいこと
19
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駒蝉
「見ない間に大きくなったねえ」なんて田圃に落ちる影にささやく
1
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律
あなたからほしい言葉を数えながら 眠るまぶたに満天の星
9
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朝がお
父母へそちらの暮らしいかがです?お盆だけでは時代に遅れます
5
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紫苑
立ち枯るるバラの吐息のその息のかそかをききつ酒くみをりぬ
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遠井 海
「サンタさんこわれてしまったえんぴつけずりなおしてください」サンタ困窮
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