朝がおのお気に入りの歌一覧
紫草
「あぁ俺は・」絶句のあとの君の背の無残に沈むをひたぶるに守る
10
もっと見る
詠み人知らず
密かに紫陽花色の雨は降り濡れた瞳にベールをかける
10
もっと見る
詠み人知らず
幸せは何気なく潜むものなりて葉陰に隠れ咲く沙羅双樹
10
もっと見る
もなca
なつかしい場所へわたしを運ぶため走る電車の窓はあかるい
17
もっと見る
すばる
アルバムの中の私は健やかで兄と並んで西瓜を食べる
19
もっと見る
紹益
製糸場 世界遺産に 決まれども 忘れてならぬ 女工の哀史
22
もっと見る
へし切
蛍舞ふ夏の夕さり愛おしく妹がたましい彷徨ふようで
32
もっと見る
小林道憲
雨やんで 雨だれの音しきりなり 軒端の隅の夏つばきの花
19
もっと見る
紹益
父の日に 久方ぶりに 墓参り 昔を憶い ただ草を引く
31
もっと見る
夢士
筑波山うたのわの友つながりぬ故郷思う心や一つ
15
もっと見る
すばる
二人分コーヒー入れる習慣が抜けずに今日も睡眠不足
14
もっと見る
すばる
人生で最初に貰ったラブレター 返事代わりに君の似顔絵
14
もっと見る
小林道憲
紅の石榴の花の目にしみて 長雨休む梅雨のひととき
29
もっと見る
ほの香
卯の花の垣根や里のかの山川おもひやりつつ落ちる夕陽に
12
もっと見る
ほの香
やはらかなレトロな喫茶の照明にふたりの距離も許される宵
16
もっと見る
紫苑
消えかかる熱をはふりぬ指さきにくるくるまはすのうぜんかづら
12
もっと見る
舞
コップ酒手つきの似たる歳ととも酔いの愚痴さえ父に似てくる
9
もっと見る
詠伝
今夜だけ愛とか誠意は二の次でやさしい話を聞かせておくれよ
16
もっと見る
まがね
6月の13日の金曜日さらに満月 扉を開こう
9
もっと見る
紹益
青空に 大優勝旗 飜えり グランド駆ける 爽やかな風
14
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[108]