朔夜のお気に入りの歌一覧
恣翁
膣突くに 屁を放るごとき音のして 君「羞づかし」と 我が耳朶を噛む
7
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ななかまど
老いたるを箇条書きにて書き出せば確かに老いはその数に住む
11
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灰色猫
逆風に出会ったことがきっかけで海を渡った花だってある
16
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桃山
久々に顔を合わせて笑いあい桜隧道潜り抜けゆく
11
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橘
休日の朝のシャワーは頭から今日は一日雨の牢獄
8
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恣翁
敷き放す茵の上に この春も 初音聞かれぬ 永らへたれば
11
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横井 信
鳴り響く工事現場のエンジンの風に揺れてるタンポポの花
16
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柏木 月
朝夕に白檀の香焚き染めて纏ふ衣にもほのかにかほる
16
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出羽守
人生を三十一文字に結晶させる遠く離れた友人たちへ
7
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岩本菫
涙腺が弱い私は泣き上戸 泣くのを武器にしたくないのに
3
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橘
停まらずに流れる歴史は繰り返す触れ合う事が讃えられるよう
11
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恣翁
訪ね来る客の無ければ 終日 雨を聞きつつ 無聊託ちぬ
13
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名鈴
尊大な 専門家主義と 傲慢な 反知性主義の 双方と対峙
11
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へし切
宣言を解くるも続くも なかなかに 自由にならぬ日々の営み
13
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ななかまど
雪もまた注ぐ光を好むのか輝き満ちる春の里山
10
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滝川昌之
少なめの花粉飛散に季を戻す冷たき雨も鼻下に染み入る
13
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滝川昌之
給食の 配膳姿の きみが好き「たいやきくん」が 泳いだ頃の
18
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灰色猫
思い出に隔離されてる宝箱ひらいてみたら十五の恋だ
16
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灰色猫
ほら見てて遠隔操作するからさ月が動くよもう泣かないで
13
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滝川昌之
「対面で飲みたいです」と子に言われ同じセリフを仏壇に置く
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