おおしまゆきこのお気に入りの歌一覧
紹益
道端に 蝉の死骸が 転がって あはれ今年の 夏も去ぬめり
13
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光源氏
やすらぎを求めて参る三井寺のかなしきほどの蝉のこゑかな
16
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たんぽぽすずめ。
君の声思い出せぬがエリーゼのためには弾けて悲しきギター
18
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もなca
愛しさと同じ重さの寂しさを知ってうつむく夏の果てです
24
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たんぽぽすずめ。
君おもふ瞳を撫でて去る風の答は無くて華美なる初秋
8
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日向猫
貴人 鯰 ヴィオロン 奴 と変幻す歌のこころを惜しみ溜息
20
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恵
夕焼けを見つめてるだけ どうしよう私あなたがこんなに好き
20
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日向猫
「ほんたうのさいはひ」のため己が身は大循環の風となるとも
18
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日向猫
ほの朱き夕映えに染む白壁は秘めたる秋にひんやり湿る
21
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葉月きらら☆
実る日を待てど待てども訪れず葉は青々と伸びる苦瓜
14
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詠み人知らず
ばちばちと傘打つ音の潔さ 何かが変わる潮にならんか
22
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inosann
四千本安打に向けてイチローが「壁は自分がつくる」と語る
16
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恣翁
涼風の夕べ告ぐるに 漕ぎ出せば 新秋の月 櫂を叩けり
34
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もなca
ひっそりとしづもる雨の庭隅に夏の終わりのつゆ草の青
19
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たんぽぽすずめ。
足をみな胸に合わせて地の神へ祈りし如き蝉の終「つい」なり
19
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もなca
くつろいだとき眠るとき日常の句読点にふとあらわれる人
18
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紫苑
ごゐさぎの哲学しけり川の面に跳ぬる魚らをすなどりもせず
21
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日向猫
軽々と宇宙の色を宿すものピンセットの先雲母の薄片
30
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只野ハル
久々の雨の朝には蝉鳴かずガラスを伝う滴を見てる
9
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みなま
女とはなんと疑い深いのか満たされたいと願うばかりに
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