呉竹のお気に入りの歌一覧
もなca
メールではなく真っ白な便箋に手書きの文字で伝えたいこと
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あまおう
この頃はにわかに春も遠のいてきみの背中に寄り添っている
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はるた
使いかけの捨てられなかった歯ブラシで今日は蛇口の汚れを落とす
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はるた
眠らない街の灯りが照らし出す眠る君の横眠れないでいる
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三嶋
ヒーローの変身ベルトねだってた君も 今では黒帯初段
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紫苑
みごもれるその横顔のふつくらと文読む額にひかりさしける
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柳 小枝
春色のイヤリング買ひ胸弾む 誰がためなるや心に問へり
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桜園
今年ほど桜の待たれる年はなき姑と見たし薄墨桜
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遠井 海
白梅を見上げ「きれい」とつぶやく子 この日常が続きますように
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只野ハル
裏庭の椿一輪咲き初めて陽だまりの中ひとり眺める
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桜園
満開の紅梅見事に咲きみだれ撮りてくれとて我を誘いつ
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紫草
届き来し合格通知を握りしめ小鼻ふくらむ十八の春
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舞
忘れ酒酔いて見上げるビル谷の四角い空に星ひとつ無く
17
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ふきのとう
吹き荒れる春一番にスカートを抑えてはしゃぐ乙女のはじらい
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垂々
www(ウェブ)でしか言えない独り言ですら草を生やして笑われているwww
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舟人
雪を待つ木々の木漏れ日あかあかと照らす母の背小さくなりぬ
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いちにのパッパ
今日こそはママに怒られないように五歳と二歳とパパで片付け
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詠み人知らず
染め色を忘れた白き紫陽花の憂ひを包む雨の囁き
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詠み人知らず
凍らせて抱きしめていたシャボン玉 割れた欠片の刺さった小指
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も
後少し 伸ばせば届く この距離が天文学的 数字のようで
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