呉竹のお気に入りの歌一覧
恣翁
空豆は湯掻きて潰し コロッケにしつれば 独活や和へ物にせむ
29
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光源氏
君を待つ春のなごりのまどろみに散りゆく花の心あらなも
44
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光源氏
身をこがす螢はやがて消ゆるともほのかに殘るみちしるべかな
55
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光源氏
身をまかす時の流れのうつろひにたれや知るらむ深き想ひを
175
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淑乃さと鹿
幾万年静かに煌めく水晶の清き輝き未だ曇らず
5
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れいこ
サボテンに引越しだよと囁いて素焼きの鉢にそっと植えこむ
24
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舞
ささやかなたまの贅沢休日に妻と繰り出す千円ランチ
18
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潮月繁樹
驅け拔けろ生きた證を刻まんと大地も海も白きキャンバス
10
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もなca
南風吹き荒れる日はことさらに揺れて乱れて波立つわたし
17
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詠み人知らず
引きこもる子が台所チンすれば それで泣いてる我は親なり
14
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文麿
ルービックキューブが解けたこの人と九年前のあの彼と
5
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紫苑
歌に絵におのが思いを紡ぎゆくあなたの指はほのかに熱い
14
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いちにのパッパ
押し固められた親父の握りめし詰まった愛を噛みしめてます
4
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三嶋
夕暮れを溶かした海に抱かれて 鷹と鳶の旅路は続く
7
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いちにのパッパ
世知辛いこの世になんて幸せな本音をいえる人がいること
17
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詠み人知らず
ひととせの あなたがくれた 花びらを 胸の隙間に 埋めてみる春
24
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幸浦佳
大好きと言うにはちょっと遠すぎる星降る田舎であなたをおもう
15
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幸浦佳
空腹に白む意識に一杯の水を注いで 本当幸せ
2
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まがね
死ぬくらい苦しい夜は母の手とお粥が今も私のお薬
16
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inosann
強かに茎が地をはう地縛りの黄の花びらが春風に揺れる
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