千草のお気に入りの歌一覧
あまおう
麦茶飲むきみの両手に包まれてロックアイスが心地良く鳴る
11
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光源氏
父母よあの世もきっと暑かやろね烟草が慾しかね水もあっとよ
34
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光源氏
若き日の詩歌ひもとくゆふまぐれほのかに淡き戀のつれづれ
32
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小林道憲
もの言わぬ菫の花は道の辺に人知れずして咲き初めにけり
12
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小林道憲
水上は桜散るらし 白川に 花びら惑い流れゆくかな
9
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ビビ
白線の「止まれ」に書かれた「死ね」の文字 君 その為に地に伏したのか
5
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恣翁
媚を売る ジャーナリズムの屍に 湧きし不潔な蛆虫どもめ
20
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恣翁
縁側の新聞 風にはためくを見つつ 冷えたる麦茶飲み干す
21
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文麿
地に墮ちし雨に打たれて柘榴花早咲きの戀想ひみのらず
12
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たんぽぽすずめ。
乗り越えた壁の高さは分からぬが許容範囲はきっと拡がる
9
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inosann
客宅で「薬屋さんだ」と叫びし幼が「ふうせん」と笑顔を向ける
11
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紹益
蝉しぐれ 命の限り 鳴き叫ぶ 子孫を残す 使命果たさん
10
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詠み人知らず
肉と血を削ってあなたに差し出して 知らなかったの お互いだとは
3
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詠み人知らず
ほうれん草を炒めていたら油が跳ね こころの隙間を焼いてしまった
6
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詠み人知らず
この扉むこうは地獄といいながら 蹴破ったひと追ってゆくひと
6
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舞
ポリ袋風の吹くままあてもなく蝉鳴き初める青空の下
9
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inosann
戦争を知らざる子達も高齢者となりたる歳月六十五年
15
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文麿
白き花集めて植ゑし吾が庭に甘く濡れたつ君の面影
20
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恣翁
夜の深み 琵琶湖の面を蹴りて立つ 鳰の羽搏く音のみぞする
22
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舞
今日の日に吾れ産むために命かけ臨みし人のある夕べかな
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