胡桃のお気に入りの歌一覧
yuki
息荒び無我に噛み合ふ口づけの残す痺れが未練を捕らふ
5
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いちにのパッパ
「紅の豚」が運河をチェイスして飛ぶとき子らに憧れは宿る
2
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あき
おや、君が黄色い顔で笑うのを見逃していた。泣くなわたげよ。
10
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小林道憲
うれしきは 娘児を産み 児育ち 手伝いの妻 帰りたるとき
12
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のんぼう
私には見えなかったの あなたから愛されているなんて未来は
7
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紫苑
「君はなぜ眼を詠みたがる」ことのはに霊やどるてふひとの問ひにき
35
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亜希子
酔うほどの 桜隧道 抜けきれず 未だ霞んだ夢に 残れる
3
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もなca
道の端そこ此処に咲く黄の花の名の気にかかる駅までの道
20
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紫草
ありふれた恋などないよ愛おしき君が手放す言の葉ひろう
12
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暁真冬
沈黙に心地良ささえ覚えては幸降り注ぐ皐月の窓辺
9
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コロ助
安心が心をささえ安堵する 人には言えぬ秘密の言葉
1
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どるちぇ
求めずに何故いられない 桜花 卯月曇天夕空に舞い
6
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たんぽぽすずめ。
マフラーをほどけば君の本音とか聞けてハートに巻けそうな夜
23
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五穀米
想い出の中の一瞬たずさえて海辺の町のガーベラの赤
7
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五穀米
ケータイの着信欄の愛おしき無駄な並びは発信欄かな
1
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遠井 海
空っぽの弁当箱がこのダメな母に与える小さな誇り
20
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舞
恋詩を詠みたきほどの朧月柔らに照らす君の面影
17
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光源氏
つかのまの夜の逢ふ瀬に潮満てばみだれの裾の濡れもこそすれ
9
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三嶋
君のいた下唇をかみしめて次の土曜まで逃がしたくない
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ふきのとう
いつの日か別れのあるを知らぬまま今を過ごせむ凡人なるは
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