市川春水のお気に入りの歌一覧
もなca
庭先の落ち葉敷きつむ陽だまりに悠々と寝る太ったトラ猫
14
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舞
スマホ見る本開く人眠る人皆孤独なる通勤電車
4
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桜園
重たいと訴ふ姑の羽毛蒲団夫と選びて心もぬくし
16
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桜園
やうやくに福寿草の花開き足音立てて春近づきぬ
19
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桜園
学問や姑の介護に詠草と疲れたまるが満ち足りた日々
18
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知久
不思議だね口の悪さも頑固さも君のメールじゃ微笑ましいの
7
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真実
針と糸ぷつりと刺し浮く血の玉に唇当てて覗く首筋
5
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夏恋
恋人は大切だけどあのひとはわたしにとって特別なんです
17
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三嶋
揚げたてのコロッケひとつ半分こ 冬、たそがれに君とほろほろ
8
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蕗子
口きかぬ鳥来て枇杷の花を食みそのあとぢっと、ただぢっとせり
5
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蕗子
「おかえり」が照れくさいので里芋に火が通るまで 少し、れんしゅう
7
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夏恋
恋々と焦がれ続けてもう逢えぬだけどもし今どんなわたしで
13
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花好きの歌詠み
おくる文言の端ふるる手何もしもむくい求めぬ有りしはつ恋ひ
3
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舞
吹雪く夜の風音寂し独り寝にせめて偲ばん君の黒髪
4
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みやこうまし
枝ごとに紅ちょっぴりと頭出す春に急かされ桜の花芽
9
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紫草
ふるふると降り注ぎたる春の陽の光の粒子の密度の濃いさ
16
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深倖(白子鳩)
春立ちぬ。空に散らばる雲みては、風もそよそよやわらぐこの日
11
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文麿
校庭へ友と集ひて如月の星を写ししおなじ銀河よ
4
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舞
つかの間の寒の緩みにひと息をつきて見上げる空伸びやかに
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詠み人知らず
巻き寿司を売らんがためにコンビニが 勝手に作った阿呆巻きなり
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