市川春水のお気に入りの歌一覧
みやこうまし
忍び寄る春の気配に誘われて裸木に花芽の梅園を行く
6
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どるちぇ
頷けば全てが変わる 知りながら 君に抗う術などなくて
12
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猿ノ丞狂介
すずめらの騒ぐ木末の枯れ枝の離れずや人をかく恋ひむとは
2
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遠井 海
福豆のくず散る部屋に小鬼らが静かに眠る立春の明け
57
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恣翁
春てふに 水面に波紋描きたる冷雨 釣り手の蓑に沁み入る
20
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紫草
雨上がる朝はひそけし山茶花の花は落ちたり無残なる色
13
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樟
禿げ頭白髪頭が集まりて号令一下寒風に立つ
1
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舞
雪の間を耐えて芽を吹く福寿草春お日様のひと欠けら咲く
8
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もなca
新しいノートをひらく指先にあわい未来が舞いおりてくる
23
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詠み人知らず
雨の降る月曜日なら閉じ籠り 暖を取ります貴女からです
10
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ふきのとう
東京に積雪ありの報道を北の我らは冷やかに見る
18
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あまおう
きみのこと熱が冷めてもあと二日会社もダメと医者が言うから
16
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河のほとり
花の香を添へて過ぎぬる春風は軒端につらき人のおもかげ
13
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海月
如月の雨にしとしと濡れながら道真公を偲ぶ梅の香
8
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詠み人知らず
午前四時やっと眠りに落ちたこと 確認させる五時半のベル
25
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薫智
想い出に流す涙は色づいて忘れないよう心染めてく
6
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麻倉ゆえ
寒空に散りゆく花を想いつつ消えていく夢ぼんやり滲む
2
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あまおう
まだ酒や女の子には興味ないあの頃もらったブランデーチョコ
22
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いちにのパッパ
ついさっきまでのケンカは湯気になり子らは湯船で戯れている
10
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三嶋
すぐ傍で君のにおいがしないのに呼吸などする意味があろうか
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