市川春水のお気に入りの歌一覧
五穀米
花愛でて生きたしなどと思えどもパンを求める日々の暮らしは
9
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恣翁
霜融けて 日脚延ぶるに 春草の萌えて 積む雪半ば消えたり
31
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もなca
おろしたての白いスニーカー履く君のつま先あたりに踊る春の陽
22
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ふきのとう
しとしとと小糠雨降る夕暮れの路面は黒く春になるとや
18
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まるえふ
あまりにも自分をさらしすぎるからうたのわ誰にも教えられない
23
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みやこうまし
風花の夕空に舞い軒先の金のなる木を部屋にかくまう
9
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いちにのパッパ
今日こそはママに怒られないように五歳と二歳とパパで片付け
18
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紫苑
春雨ぢや濡れていかうとこゑのする花ぬすびとの欲しきままの夜
15
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真実
手のひらにぷわりと浮かぶ小宇宙星雲まとう春なるなずな
2
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白亜
一滴の雫が世界を知る日まで あなたの海はつづくのですね。
48
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風橋 平
蕾らは空の在処をうたがはず押しひろげたり白の桜を
43
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佐々一竹
火の消えし窯の煙突見上げたり或る若者の死を悼むため
43
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まがね
太巻きを食べ終わるまでしゃべらずにいられないのはあなたに似たから
12
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恵
冬空にレースのごとき枝を張る桜に小さき芽を見つけおり
28
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もなca
「きさらぎ」の響きが好きと言うきみとたどる川辺の水面きらめく
36
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三嶋
忘れない けれど足跡のこすのは 「忘れないよ」を伝えたいから
5
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只野ハル
黙々と恵方巻き持ち丸かじり歌に詠まんと音数えつつ
5
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桜園
人生はなるようにしかならなくてやるだけやれば自然にまかせる
15
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五穀米
素人は塚本邦雄を知らざりき名を揚げることもまた大事なり
4
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遠井 海
母であることの重みが肩に乗るスリングの中眠る子を抱き
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