偽嫁のお気に入りの歌一覧
inosann
限られた顧客をまわる月末に腕まくりして任地に向かう
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詠み人知らず
とりあえず生と叫んでみたいけど「これいただくわ」澄まして言える
7
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舞
愛してる君が好きだと吾が妻に真顔で言えば腹グーパンチ
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あまおう
「うたのわ」で友人よりもわたくしを理解しているあなたですから
26
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みやこうまし
松陰のベンチで一人歌詠めばノートにひらり人という字が
15
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詠み人知らず
おいそれと褪めない恋を調合し 君の小指に吹き付けましょう
12
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詠み人知らず
過去形のメモリ流れる車窓から 君のベランダ探しているよ
9
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もなca
枝切りの手を止め昼餉のテーブルのあさ漬けを食む音は清しき
15
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文麿
松風の止みて間もなく匂ひ立つその衿あしに心奪はれ
4
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文麿
十六夜の今宵隱れし雲の上目には見えねど視えざる戀は
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文麿
川沿ひにアカシアの木の咲き亂れハチミツの香につつまれ歩く
7
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もぉりもり
魂の整形手術終えました かこは月にて余生を送る
3
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もなca
降る雨にさす傘もなく君もなくしぐれてやまぬわが想ひかな
25
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詠み人知らず
睦言を季節はずれの潮騒にあずけていつか貝殻の中
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光傑
家族歌詠んでみたくてペンをとり詠めぬ悔しさお前に届ける
9
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舞
公園の隅のベンチでワンカップ一本空けて憂さ捨て帰る
9
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詠み人知らず
この部屋は止水の心くれたはず 過去形になる静かな時間
13
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夏恋
美しい通り雨でしたあなたとの飴色に欠ける三日月の恋
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たんぽぽすずめ。
三日月の如きあなたの紅茶には洋酒一粒落とす真昼間
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恵
打ち水にしぶき返すや石畳あぁ夏がすぐそこまで来てる
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