七霞のお気に入りの歌一覧
ふきのとう
夏の夜に会えぬあなたに思いはせいく度となく読み返す歌
19
もっと見る
風蘭
砂山の一番気持ちいい風をひとりじめしてねむる黒猫
22
もっと見る
紫苑
逃げ水の果てに遊具の静もれり世の終はるごと炎天の午後
22
もっと見る
恣翁
空と水 悠々たるに 舟出せば 蝉鳴くほどに 幽玄の増す
18
もっと見る
詠み人知らず
コンチキチン 彼とお出掛け 浴衣にて しおらしくなる 下駄のおかげで
9
もっと見る
まるえふ
ささくれたときはおっちゃんとこおいでなんもないけど飴ちゃんあげよ
11
もっと見る
falcon
ひと恋ふはこころ空なる浮雲のたよりもならぬ身のかなしけれ
16
もっと見る
紫草
垂れ下がる空に圧されてしとどなる雲はわが背をなぞりてゆきぬ
11
もっと見る
恣翁
電燈を消せば 蚊帳にぞ 月明かり 水泡のごとく満ち溢れける
33
もっと見る
光源氏
さびしさに堪へたる君が宿りにはただ細やかな花の夕顔
15
もっと見る
希
もどりたい場所にあなたが立っていて百万回も手を振っている
8
もっと見る
あまおう
見上げては幸せと言う言の葉の舟に乗りたしきみの手を取る
19
もっと見る
もなca
夕闇のほたるぶくろはうつむいて淡き想いをほのかに灯す
15
もっと見る
falcon
散りぬれどまた逢う春もあるものをかたみは久し花のおもかげ
17
もっと見る
恣翁
枕辺の書捲りたる青簾 読みつる頁 夢路彷徨ふ
22
もっと見る
詠み人知らず
けぶり立つ由良の早苗田空青み堰よりあふるは涙なりけり
21
もっと見る
詠み人知らず
この空のやさしい雨よふりそそげ例えば君が苦悩する今
10
もっと見る
詠み人知らず
薄紅に 染まる夕暮れ ぼんやりと 人待ち顔の 片割れの月
29
もっと見る
もなca
檸檬の木慕いてやまぬ揚羽蝶つかずひらひら離れずゆらゆら
20
もっと見る
あき
雨色の小さな鞠が散らばって止まったような紫陽花の道
26
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
>>