七霞のお気に入りの歌一覧
たんぽぽすずめ。
たんぽぽの綿毛になってあの人の頬へ乗れたら消える遠距離
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舞
酔いどれた吾が影許せ凍て月よお前にかこち酔う憂さもあり
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まるえふ
零れ落つ星を見てるか奴も今俺はこの街家路を歩く
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舞
艶でやかに桜紅葉の紅の枯る間に燃ゆるひと時の色
15
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舞
熱燗の温もりに酔う秋ひと夜満つ月影も色柔らかく
15
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まあさ
ささやかな夢叶ひたり 地方紙に我が歌載りて 心にハナマル
21
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桜園
紅色に染まり始めし桜葉はぽっと朱にそむ朝の光に
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桜園
ただひとつ葉陰に残りしかりんの実蜂蜜につけ命をいかす
20
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紫草
高架下流るる人は絶え間なく君に似しひと紛れてゆきし
14
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恣翁
耳に付く 芭蕉を叩く雨音に 眠れぬ儘に 夜の明けにけり
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恣翁
秋風に 黒き葉影のざわめきて 白き珠置く露滴れり
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遠井 海
やさぐれたあたしの胸に遠慮なく飛び込んで来た突然の雨
13
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桜園
木犀の残り香漂う朝の路地さわやかにして神無月ゆく
26
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南 骸骨
冬からの挑戦状がハンドルを握る拳に叩きつけられ
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舞
アルバムの見知らぬ笑顔夢望ぞむ瞳見返す時を隔てて
10
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桜園
明け方は冷え込むかしら月光の冴えわたりたる望月の夜
17
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桜園
勢いをなくした秋寂ぶ日差しにも青々と咲く大輪朝顔
19
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恣翁
燭の 暗く揺れたる板敷は 月の放てる霜を浴びけり
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恣翁
夜の更けて 葡萄の美酒を含めれば 富士の高嶺に一輪の月
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詠み人知らず
早朝の繁華街には黒服の縁石に座し煙吐いてる
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