五穀米のお気に入りの歌一覧
へし切
胸の奥怒り哀しみ閉じ込めて 喜楽 気楽と生きるは辛き
32
もっと見る
只野ハル
採尿の管が外れて退院に近づきたれば次はリハビリ
9
もっと見る
紹益
強き風 西へ東へ 吹き荒れて 飛ばされてゆく 見知らぬ土地へ
11
もっと見る
葉月きらら☆
梅雨入りを告げる雨粒より先に私にも降る涙を止めて
21
もっと見る
紹益
おもむろに 火垂るの墓が 目に浮かび なみだを拭い 不戦を誓う
13
もっと見る
あまおう
ぽつぽつと ろまんちっくが ふってきて はじけてきえた 透明な傘
20
もっと見る
美津村
鳴りて止み鳴りて又止み鳴りて止む電話の向かうでためらふは誰
6
もっと見る
falcon
赤い旗ひるがへる野なく自衛権声高にいふ世のヂギタリス
6
もっと見る
紹益
月明かり バチを踊らす 若衆の 鍛えし背に 光る玉汗
23
もっと見る
紫苑
ひとふでの砂絵にこもる祈りこそとなりびとへの思ひとぞ知れ
20
もっと見る
舞
揺らぎつつ消えぬ炎の恋うままに乱れて堕ちよ闇の内へと
7
もっと見る
詠み人知らず
五月尽それが私の生まれた日 ちょっとゼイタク鯛のアラでも
14
もっと見る
只野ハル
面倒だお粥にお味噌少し入れかき回したら雑炊風だ
3
もっと見る
只野ハル
冷や飯にレトルトカレーかけてからレンジでチンするイージーランチ
5
もっと見る
あまおう
透き通る あなたの声は シナプスに きらりきらりと 乱反射して
19
もっと見る
美津村
娶らむと決めてただ一度書き遣りし手紙を妻は今も持つらし
32
もっと見る
恣翁
赤茶けし山の裾野に 村々の 松林背に傾きてあり
17
もっと見る
美津村
靄だちて白き日差しの菜畑に蜂の巣箱を運ぶ人びと
11
もっと見る
詠み人知らず
歩きつつメモればできるこの遊び ブンガクなどというから痛い
7
もっと見る
桜園
スイカ苗植えし畑を楽しみに心こめつつ水やりすなり
23
もっと見る
[1]
<<
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
>>
[149]