光本博のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
銀の雨 舗道に落ちて黒になり 轢かれて飛んでまた銀になる
13
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悠々
はるのしお滿ちてひきゆくきりぎしの枝に暮春のうぐひす鳴きぬ
3
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三嶋
風流を解せぬ私も 散り落ちた花びらよけて歩く街道
10
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三嶋
生きているだけ も たまには褒めてほしい 不景気なんかを言い訳にして
5
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詠み人知らず
一時間来ない列車を待ちながら立ち食いそば啜る野辺地駅
5
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もなca
苦しくて泣きたい時に文字数を数える吾はかなりおかしい
36
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舞
彫像の少女の乳房柔らかく風吹き包む初夏御堂筋
8
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恣翁
一抹の 薄紅の雲に似る 残りし桜花 雨に烟れり
22
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光源氏
よよに聞こゆ伊香保の沼のあやめ草いかにほどふる五月雨のころ
12
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光源氏
はかなさをさそふ庵に鐘の音ただひそやかに花を折り添ふ
7
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浅草大将
春ゆくはあすかの川の今日の瀬にはや立ちそむる夏の藤浪
16
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浅草大将
青こだち陰ふく風に玉ゆらを揺らく葉の間ゆ夏さし初めぬ
20
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浅草大将
夏たたば八重の霞をはるならできるも一重のうすものの空
10
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七色コイン
宇和島は良いところだよ人もいい ここなら死んでやってもいいな
9
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詠み人知らず
カラフルな錠剤がほら 手のひらを コロコロとする 眠れない夜
4
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風蘭
沈黙を聞いているただ聞いている白い吐息のとなりに座り
27
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悠々
走馬燈まはれば悲しき顏の見ゆ あの顏この顏聲無く笑ふ
13
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悠々
冷夏ならね相馬の里の聲低さゆゑなき罪に鞭打たるごと
7
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悠々
オーイオチャ、呼ベバカナラズシブシブトデガラシ淹レタ妻モイマナク
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詠み人知らず
普段より早く出かける土曜日の 職場のサーバー呟いていた
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