吉奴十三世のお気に入りの歌一覧
想野
忙中の閑を集めてみたけれど身を持てあます平日の昼
7
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猿ノ丞狂介
江戸つ子は五月の鯉の吹き流し口から先に産まれ出でけり
3
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bgvillea
君なくにさびしさびしを掻き集めあひの影点せかたはらの雪
7
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猿ノ丞狂介
世はいづれの時にか猛き武士も波と消えにし壇ノ浦かな
4
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舞
咲くままに散りゆくままにひたすらに飾ることなく命咲かせる
17
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河のほとり
この頃は人もはかなし桜花思ひはかけじ咲きて散るとよ
12
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猿ノ丞狂介
昼下がり後家の住まへる郊外の団地で起こる情事なりけり
3
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七色コイン
与作が木を切るへいへいほーへいへいほー 女房は機を織るトントントンーてね
8
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猿ノ丞狂介
太刀は無し槍無し弓無し鎧無し誇りも無ければ死にたくも無し
21
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浅草大将
さきがけの花をみなみに尋ぬれば時をうるまの春の盛りに
17
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浅草大将
春きぬとなほしら雪のやま里にまつの戸たたく軒の玉みづ
11
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浅草大将
時つ風吹かばふけ夜の船泊りなくてすま帆と誰さはぐらむ
9
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浅草大将
聞くとなき耳にもかすか夕風にのりの鐘こそつき残りけれ
12
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浅草大将
秋の田のかりの庵の戸の陰の虫の音の夜のこの身のつらさ
11
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光源氏
夢のまのはかなの世とは知りながら何を悩むや何をもとむるや
21
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浅草大将
たれか知る招くにあらで振るそでの尾花がうれの露の涙を
8
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粕春大君
年ごとにふたたびみたび咲く梅の花をこそおもへ世を政るひと
18
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河のほとり
侘しくてひとり寝る夜はいたづらにあらしな吹きそ雨もろともに
72
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河のほとり
田に馴るる夕光の色さびしくてわが身一つの秋は更けゆく
9
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浅草大将
七重八重きみと逢瀬のたび衣たち去りがたくまた来ぬの道
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