想野のお気に入りの歌一覧
舞
見る人も知る人も無く枯れてゆく花一輪に秋風の吹く
15
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まあさ
君がため詠みし歌にはあらねども君の拍手に救われる我
16
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粕春大君
濡れて散る紅葉ひとひら踏みかねて傘のひとつぞ立ちどまりつる
25
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浅草大将
初時雨ふるきゆかりのくさぐさを偲ぶ眺めはむさし野の空
12
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浅草大将
をのこにて身をばひさごと思ふまで乾く心に酒そそぎつつ
10
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舞
孤独なる人の群れなす地下鉄の通勤列車みな俯むきて
11
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舞
枯れ葉へと止む事も無く銀色の雨のひた降る秋の夕暮れ
15
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まあさ
ひとときをこの地で暮らす白鷺の群れ穏やかに水面に遊ぶ
14
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舞
家々の夕餉の香りそれぞれの幸せのあり窓の灯りに
14
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紫苑
染まりゆくさくらもみぢの葉ずゑより消ぬるいのちか村しぐれ落つ
11
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もなca
「好きです」に返信はなくおそ秋の陽射し寂しい片恋の花
15
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光源氏
音たえて幾夜みだるる未練花さびしくうつる夜半の月かな
14
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恣翁
容色の衰へたるに 嫌気差し 見ざる鏡に埃積もれり
18
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光源氏
よのつねをおもへどみちにまどひたりひとなればこそひとぞこひしき
18
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まるたまる
「死後も無く天国も無く神も無く」そんなに強く死ねない凡夫
11
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風蘭
青々とすくと立ちおるアスパラをぱきりぽきりと食む夕まぐれ
20
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吉奴十三世
仕事なく物も賣れずばかなしけれわが身ひとつの不況にあらねど
4
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吉奴十三世
民草の苦しみよそに打ち上ぐる花火と消へし大火箭かな
3
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風蘭
どの子から食べちゃおうかな活きのよさならばのびのびしてるヤツかな
10
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詠み人知らず
想い出が 敷き詰められた この道を 戻れぬままに 花は散りゆく
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