みなまのお気に入りの歌一覧
工藤吉生
コンビニに入って出たらかたむいている太陽だおい待ってくれ
5
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紫苑
国旗・国歌、踏み絵となさむ烈風をパンクロックに歌へ「君が代」
11
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工藤吉生
からっぽになってしまった鳥かごをわあんわあんと取り巻く夜だ
10
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工藤吉生
赤や白や黄色のチューリップがあって近づけばオレの影で真っ黒
2
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林林
白服がアクリル絵の具でカラフルに洗濯籠から娘の叫び
24
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紫苑
はなぐはし桜ふぶきの一陣の これがぼくの心臓の音
16
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只野ハル
脚止まり肉塊と化す母支え歩いてと声をかけ踏ん張る
13
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工藤吉生
自販機に補充している人のいる小さな酒屋に夕暮れがくる
6
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浅草大将
生れ乍ら天つひつぎの幼な児の長ならぬ日よただ幸くませ
6
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詠み人知らず
雨上がり何かがうまく行きそうな 希望を乗せた 山の端の霧
20
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恣翁
果てしなく 放物線を描きつつ 時空のうちを 意識落ちゆく
19
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紫苑
君あげしシュプレヒコールとほつかた夏のおはりの風に乗りきぬ
12
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紫苑
ふるへてゐる 夜の底ひを刈られたる田のおもに立つ風のこゑごゑ
10
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紫苑
雨脚にうたれていよよ色まされ咲き残りたる青きあさがほ
14
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工藤吉生
悲しみのない日の終わりを見届けて部屋の電気を完全に消す
7
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詠み人知らず
厳しさの匙の加減が分からない だから君にはミルクと砂糖
19
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中森 つん
下腹部に君を感じている午後のホットケーキのまるいやさしさ
12
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詠伝
男女男、仲良しトリオは最初から落ちる為にか綱渡りする
9
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浅草大将
心なき耳には聞くもあらかねのつちの深きに哭く魂のこゑ
11
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只野ハル
もう少し降ってほしいと思わせる夕立去りてビールを呑むか
12
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