みなまのお気に入りの歌一覧
詠伝
叶ふまじき恋ゆゑ彼の胤宿し産まれたる子に貴方を見越す
13
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矢車菊
夏といふ大きな鳥がその羽根をたたんで消えてゆく夢を見た
20
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葱りんと
タンポポの花束笑顔で差し出して 「お母さん好き」私も好きだよ
62
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葱りんと
ブドウ蛾の 幼虫 緑のときは愛で 茶色く変われば 瞬時に駆除し
8
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紫苑
足ゆびに摘むひとひらのてふてふの骨をもちたる花のむらさき
12
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工藤吉生
ワンタンメン専門店の前を過ぎ唱えるわんたんめんせんもんてん
7
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片井俊二
「江戸雪」の歌集のなかに広がりし夏の青空細き栞に
7
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木村珊瑚
ねえ明日カフェオレボウルで泳ごうよ浮き輪を夏の風にまかせて
6
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恣翁
午睡より覚めて 渇くに 真桑瓜齧れば 冷たき水晶のごとし
25
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芳立
炭酸をらつぱ飲みする街かどに風は薫りて夏は来にけり
12
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只野ハル
ポンコツのイカレたエンジン修理してスーパースターふたり乗せるぜ
17
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詠伝
ぬばたまの夜半の瞼にあらはれし君留めばや吾は飢ゑてをり
17
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恣翁
風渡り 萌黄の麦の一面に靡き 白波 颯と広ごる
17
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恣翁
暮れ果てぬ火点し頃を 川魚の流るるごとく 燕飛ぶ
23
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工藤吉生
だいこんもじょうずにそらをとんだならもたらすだろう恐怖トラウマ
3
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恣翁
柳糸より長き離郷の愁ひかな 晩鶯鳴きて 春尽きむとす
28
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只野ハル
降る雨に雨蛙鳴くを聞くもうしばらくは春留め置きたし
16
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只野ハル
読み返さないかもと思いつつちょっとイイ話を切り抜いている
13
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芳立
奪ふなら今かもしれぬずつとずつと流れる星の雨を見てゐて
9
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工藤吉生
シロナガスクジラのようなかたちして夕暮れをゆくゆったりの雲
12
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