紫草のお気に入りの歌一覧
灰色猫
手のひらを器のようにしませんか涙が雪の予報がでたので
10
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Aquarius
夢の中饒舌な叔父が無口なのは掛ける言葉が見つからないから
4
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恣翁
初見なる 謎の目をした人妻の 意味の不明な微笑に惑ふ
9
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只野ハル
珈琲でまったりしてる恋人を待ったりしてる気分になって
6
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灰色猫
破損した染色体を検出しコピーのゲノムで治癒する命
5
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Proverbe
物云はぬ者はおのれと意を通ず そは逆しまぞ おそろし危ふし
11
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ひげじぃ
電線に福良雀の寄りそいて湯気立つ雑煮ぬすみ見ており
13
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里香
一年が 始まっちまった かなしみに 去年と変わらぬ人の在ること
6
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茂作
歳々に賀状の數は少なくて 今年で仕舞ひの添へ書きもあり
14
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KEN
夕影に 六道数へ 凍えけり 雪積む畠 竝ぶ白菜
12
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横井 信
長かった休みも終わる小寒の沈む夕陽に浮かぶ三日月
12
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御宿川蝉
寒の入り はや蝋梅の花開く 小さき黄花ぞ 蒼空に映ゆ
11
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滝川昌之
陽光に春を探して梅が枝はあと一耐えといざ寒に入る
16
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へし切
年明けて 世はめでたきに寒の入り 春なほ遠く 凍れる月影
14
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河のほとり
秋風の吹けばむなしき空ばかり心のよそに澄みわたるかな
4
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茂作
早起きの甲斐があつたと初日の出 知らぬ人とも悦び分かつ
14
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灰色猫
足元に気をつけなさいと亡き父の言葉を連れて登る参道
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舞
幾つかの呪いを解いて足跡を見返り見ればまあそれなりの
9
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舞
滿洲の冬風物詩ほろ酔いに語るひとなど偲ぶ夜の酒
16
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恣翁
持て余す長き黒髪 切れ長の黒き瞳に 媚の浮くめり
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