あきのお気に入りの歌一覧
灼熱
連休のフードコートで席取れぬ君をやっぱり好きだと思う
5
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野々花
すすき野に心放てば返り来る夕暮れ色の寂しきこだま
20
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本能寺
そこかしこ 般若心経 聞こえ来る 花に埋もれた お彼岸の寺
11
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へし切
気楽よと意地をはれども笑い声ときには欲しい秋の夕暮れ
27
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永草御行
卵液に浸したパンは一人分君がいなくても朝は来るので
2
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漫ろ野
きっとまた会えるのだから焦らずに見上げて待つの貴方を待つの
3
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秋日好
鉢植えの林檎を五つ収穫し三つは虫の取り分とする
16
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シュンイチ
ゆるやかに真夏は死んでぼくたちの若さは武器にならなくなった
13
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シュンイチ
知っていたことは三つだ 朝が来て 夜が来て きみがいなくなること
3
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野々花
不細工な野菜ですがと頂いたトマトの顔をしみじみと見る
23
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詠み人知らず
敷石をかぞえるように歩みたり鳥居をこえてお社の見ゆ
9
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朔夜
書くことで癒やしになるというならば胸がこんなに痛むわけない
14
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漫ろ野
蝉の見た夢を象るその翅は蟻も喰わずに靴底の下
6
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みん
強がりで笑ってるのか本当に笑ってるのか分からなくなる
8
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芳立
はじめてのまなざし交はし鳴る神のおとなしくとかしてゐられない
7
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西原澪
爪の端に残るラメさえあの夜の余韻のようにきらきらひかる
18
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朱萌 zzz..
はちみつをさじで掬えばいつまでもこがねの糸はとぎれないまま
8
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詠み人知らず
ちりめんを山盛りにした升のある魚屋さんはよくしゃべる人
16
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まるきち
今週も仕事辞めたい言いながら皆勤賞です。誉めてください。
13
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あまおう
年下の彼を射止めたそうですね バツイチさんに 先を越される
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