白川剛のお気に入りの歌一覧
七色コイン
ポジティブな言葉は嘘が多いから、共に堕ちよう、僕のマリアよ。
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紫苑
駆け引きの強き手を借る革命に割れし柘榴の傷深からめ
13
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粕春大君
葛の葉の裏うつ風に高照らす光のごとく咲くさゆり花
22
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聴雨
振鈴の闇をさまよひ夢うつつ君がひとみに映るまぼろし
13
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浅草大将
風向きのいつ変はりしか前原に知恵もあさ茅の数多靡ける
13
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七色コイン
守るべき者があっては死ねもせず紙風船を投げつけた夜
24
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あそびくも
百詠める幸に尊き千鳥の音ひびき湧き立つ雲は万里に
15
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紫苑
靄深く虫の音しづむ宵闇にいのち惜しむか蝉鳴きつのる
18
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舞
ポスターの笑顔も吾れを見下すと思えるほどの憂さを抱えて
11
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まるたまる
昼顔が雨に打たれて倒れてるセックスじゃなく恋がしたいの
13
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聴雨
欠けゆくも再びめぐる明月を偲びてゆかむ秋のきざはし
10
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聴雨
夕さればゆるし色染むくりや辺に訪ぬる虫の鈴の音深し
10
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まるたまる
君と住む部屋の間取りを考えて満足したら破いて捨てる
15
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ケンイチ
世につれて移ろふ歌はつれづれに朧なるかなふる里の空
22
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七色コイン
バカボンのパパなんだから許そうよ白いテラスの午後三時来て
6
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あそびくも
初秋のながめに猫の雨宿りあくびを分かつ友となりぬる
32
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光源氏
格子戸に漏るる今宵の月明かり醉ひにまかせて枕で隱す
22
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舞
秋虫の初音の夜の独り寝に恋う人肌の君の面影
9
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浅草大将
我もまた越ゆるいそ路に拾はましつらきいのちの旅忘れ貝
15
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浅草大将
その昔誰もが視れど飽かねさす日こそ照れびの輝きや何処
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