ゆうくんのお気に入りの歌一覧
光源氏
あらたまの月は來經ゆく夢の世の松帆の浦でつづる水莖
6
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舞
流れくる演歌ひと歌聞くままに干しては苦き冷や酒の味
8
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舞
吹く風のなせるがままに風車止むも廻るも背は直おきまま
1
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光源氏
つくづくと雨のふりしく嵯峨の庵こゑもしづむる入相の鐘
11
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光源氏
風に聞かばなれゆくままのあはれみに今ひとたびの花と散りけれ
8
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舞
菊ひとつ浮かべもせずに酌む酒の沁みわたりゆく重陽の夜
9
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あき
灰皿へ愛をひとつぶこぼすたび壁の写真が色褪せていく
10
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光源氏
本の句をつけてやらむとのたまへど旗に火をつけ燃やす群集
4
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紫苑
アパルトマンゆたまごの焦げる匂ひして巴里のあしたの靄うすれゆく
9
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光源氏
ゆく末は魂もひとつの武蔵野に草葉の陰を照らす月影
7
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紫草
夜も更けて戻らぬ息子待つ部屋の白き茶碗は動悸を打てり
12
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まるえふ
我の身を引き裂くごとく切り捨てし歌は帰らず心と供に
15
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光源氏
まぼろしの巷にそそぐ秋の雨ふけゆくままに戀もしづまり
11
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横雲
うつろふは心のほかの秋なれや吹く風涼し衣手に聴く
1
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横雲
蟷螂のしなふ葉末に立ち竦み偲びかぬるや斧風を切る
4
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舞
鈴虫の音に振り仰ぐ月鏡君を想えど影はつれなく
3
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紫草
冴え冴えとわれを映して光りたる小さき部屋の姑の鏡台
4
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紫苑
花房にくぐれる蜂の羽音にしさそはれ見つる迷ひ路のゆめ
9
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舞
人独り幸せにする苦しみと喜び知るやカップルの君
1
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光源氏
あてもなき常夜の闇に目もくれて漕ぐからくにの小舟かなしも
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