ゆうくんのお気に入りの歌一覧
恣翁
蠍座は西に流れて アンタレスの夢漂へり 鎮守の森に
29
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聴雨
さそはれて触るるほどにも心近くされど消えゆく幻の道
5
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紫草
見上げればシーツひろげたような雲君を優しく包んであげたい
14
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紫苑
沈黙の粒子のおもく沈むとき汝が手はやつと完骨に触る
10
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紫草
強面の君が照れつつ微笑めばこんな幸せもいいかと思う
13
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紫苑
さしまねく白きてのひら野のすゑにひと待ちがほのコスモス揺るる
10
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舞
朝焼けを映して高くうろこ雲見上げて新た今日の一日
12
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横雲
群れ咲ける薄紅の花歌ふなと迫れど哀しこの赤のまま
4
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恣翁
容色の衰へたるに 嫌気差し 見ざる鏡に埃積もれり
18
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あき
損得をぜんぶ勘定したあとにあまったものを愛といいます
21
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紫苑
心にもなきつよがりを言ひおいて別れ来し夜になみだをゆるす
7
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ケンイチ
吹く風の寂しさを身に蓄えて空となりたし遥か来し方
9
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麻倉ゆえ
初恋の背中を追って夢の中どこへ消えたか知ることもなく
4
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光源氏
降る雨は秋こそことに侘しけれ明石の浦に目をすますれば
14
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聴雨
瀬をきざみ秋の陽なづむ夕暮れに白鷺ひとり何をか思ふ
9
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環
瓦から生えたつる草もみぢする 園城寺 秋のはじまりのこゑ
8
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光源氏
世に経るも月影宿る袖なれや野中の道をあくこともなく
8
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舞
明か月を愛でては朗がら秋寒露憂さと呑み干す酒さえ美味く
7
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あき
膨らんだ異様に赤くまるいものあれを月とは信じない夜
12
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聴雨
いざよへる月影白く仄みゆるゆかしき方の面差し浮かべ
10
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