ゆうくんのお気に入りの歌一覧
光源氏
むなしきはこれぞかぎりの三つ瀬川形見の色にしづくを残し
8
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紫草
苦手から嫌いになって憎くなるそうなる前に前向きなおす
8
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紫苑
湯気の立つカップに慰めらるる日は雨のむかふにハチローのうた
9
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横雲
白冴ゆる弓張月に淋しさの極みて君を思ひ恨めり
5
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紫草
黄金なる秋の陽の矢に手を伸ばす掴みたきものひかりひとひら
10
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舞
膝をつきビルのフロアの染みを拭くメンテの君よ誇れその汗
9
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光源氏
夜明け前ふたり珈琲飲みませばいくばくか我の心晴れまし
13
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紫草
半身を探さないでと上弦は雲に隠れて降り出した雨
16
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聴雨
雨音に耳そば立てて夜もすがら夢まぼろしや月の声きく
12
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けにちん
まんまるの花火が上がる空を見る君が隣の二年目の夏
3
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横雲
竿差せど底ひも知らず折れしかば玉も刈舟ゆたにたゆたに
4
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聴雨
紗をまとひ月やまぎはに添ふるころ狭庭のすみににほふ白菊
13
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光源氏
雨に濡れ月の愛しさ思ふれど影すら見えぬ秋のたそがれ
8
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光源氏
雨に濡れぽつりと下がる柿の実をながみて涙こぼれてやまず
5
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紫草
ススキの穂黄金の風にさ揺らげば過ぎたるものをふっと想いだす
17
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恣翁
山丹花 復た君と見て安らげど 座の黄葉や 新愁引かむ
18
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紫苑
毟られし花は戻らずうずくまる身にし軍靴のあとの残れる
9
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聴雨
おほらかに背を抱かるる心地してふと眺むればやはらかき闇
15
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紫草
触れるたび摘みたて春菊しおれゆく本来草花は人嫌いらし
7
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舞
味噌汁の椀一杯の温もりの優しく沁みる朝餉にも秋
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