ゆうくんのお気に入りの歌一覧
麻倉ゆえ
遠い日の歌を詠むため思い出す頭に触れた手のひらのこと
17
もっと見る
舞
年の瀬は歳経る毎に逝くひとと残れるひとの事ど思わる
5
もっと見る
横雲
見上ぐればつめたき光空に満つ細りたる樹に鳥影一つ
3
もっと見る
紫草
下り腹大き男の夫が臥す林檎を擦りて粥をたくなり
11
もっと見る
恣翁
風に舞ひ 地を這ふ音の蕭条と 朽葉響けり 冬の舗道に
26
もっと見る
横雲
細波のあやしき身をやゆだねつる空の遥けく澄みてしあれば
3
もっと見る
舞
一日の糧得るための今日終えて待つ人あるをただ有り難く
9
もっと見る
紫苑
黄葉を透く木漏れ日に響きあふ渓のながれをふたり辿りぬ
4
もっと見る
麻倉ゆえ
久々に喋れば口が悪くなる 相も変わらず君も毒舌
5
もっと見る
紫草
微笑めば疲れし君の顔ゆがみ雨は静かに雪へとかわる
15
もっと見る
舞
夢を見る苦しみを知る君落とす吐息ひとつの詩の哀しく
3
もっと見る
紫苑
鬼萩の猛きはだえに凝りけり過ぐるひとよをふる雪のこゑ
8
もっと見る
横雲
世はなべて色失ひし寒さかな熊ならずともこもりたき日よ
5
もっと見る
恣翁
此処に死する人の髑髏は 灰となり 風に 瓦礫ゆ巻き上げにけり
27
もっと見る
舞
雪衣纏といて白きふるさとの山遥かなり旅人吾れは
9
もっと見る
麻倉ゆえ
憎いのに我が手に宿る冬の精しもやけが今イタズラをする
3
もっと見る
横雲
結べるもひに解けやすき初氷思ひほつれて袖のぬれけり
2
もっと見る
横雲
集ひ来て笑み溢しつつちり鍋に昔々の人偲ぶ宵
3
もっと見る
紫草
狼の仮面をはずした羊さんその面もとりあなたを見せて
7
もっと見る
あき
ひとの身は心がなにを思おうと泪を流すことしかできぬ
11
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[29]