ゆうくんのお気に入りの歌一覧
光源氏
わくらばに人とはあると思ふれば色なき風にさ迷ふ亡者
6
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麻倉ゆえ
秋らしき音と涼気を窓際で受け止めるほど夜は深まる
3
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紫苑
読みさしの本を伏せれば面やつれせしかの二十三夜かなしき
14
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光源氏
切れぎれの高き木末のほととぎす我が夢終へて果ての月見む
5
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あき
何故もっと愛をそそがなかったのか遠く離れる君を後悔
6
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光源氏
たまゆらの心をいやす百日紅つくづくながむ戀の終はりに
14
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聴雨
ちよろづの葉に結びゐる白露をわがゆく道の標とやせむ
10
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舞
虫の音に心もまかせ酔うままにゆらり揺られて月まで行こうか
7
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紫苑
かへりこよ呪といふ枷を背負ふひとやさしき思想を叫ばむがため
6
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恣翁
蓮華だに いづれ儚き根無し草 などて 色香の保たらましを
21
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紫苑
あをさぎの発ちし汀にいはばしる垂水へはつかまつ風の吹く
6
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舞
地下道の底から見上ぐ出口には不思議に浮かぶひと片の雲
8
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横雲
行く雲に色見えぬ風秋高し思ひ重ねて誰そ眺むらむ
4
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光源氏
吹く風にしばしとどめん秋櫻君待つ宿の闇におぼめく
7
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紫草
更になお超解像度のテレビ出てこれより美々しき何を見るべき
8
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舞
少年のごとくに灼けし少女らの部活帰りの笑み輝きて
10
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あき
上空でどんと雷打ち鳴らし寒と暖とが争っている
8
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聴雨
あやしくも薄衣まとひ闇に咲く滴るほどの白は誰がため
9
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光源氏
とどめあへぬ揺らく心は鬼灯の夢くれなゐに暮るる夕月
5
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横雲
秋めける風たつ宵は我待つと妹に告げこせ立待の月
4
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