月澄のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
苦しくてああ苦しくて苦しくて生きていくって何て苦しき
16
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舞
酔うほどに月語り来る思い出に忘れんとする君の名を呼ぶ
9
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悠々
留紅草去年(こぞ)にかはらぬ花の色あの地獄絵は夢まぼろしか
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恣翁
舌先に 果実と種子を 探るごと 豊かな尻ぞ 睨め回しける
17
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粕春大君
白銀の玉うさぎ跳ぬさざ波に風しずかなる久良岐磯浜
17
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ふきのとう
川べりの柳は誘ふ旅こころゆかたで歩く湯けむりの町
17
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ふきのとう
友の歌読める喜びしみじみと余韻残して電源落とす
26
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たんぽぽすずめ。
弁当を君と開いた光景が映ゆる氷雨の草紅葉かな
14
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浅草大将
人住まぬ荒屋の庭にななかまど燃えて霧のみけぶる夕暮れ
26
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七色コイン
血だらけの豚骨を手に嘔吐した。みんな知らない解体現場。
9
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まるえふ
この瞬間返す言葉を探してる君が一番傷つく言葉
20
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白亜
風の指 うすく雲をはぎとって空へと還す 無言のままで
23
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紫草
今日もまた優しい人でありたいと 金木犀の香り纏ひて
18
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半格斎
祝ぐ人もなきぞ乱れて咲く萩にふる雨かなし秋の夕暮れ
16
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三沢左右
文庫本 頁のふちを焦がしつつ神保町の隅に古りをり
22
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光源氏
今日もまた心のすさぶ野邊の道憂き世の風にさらされながら
18
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光源氏
人はみな今際の月の色を見てうらみつらみの夜叉と成り果つ
16
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悠々
リアカーの一台に足る人生を 積んで明日へと牽く瓦礫村
28
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聴雨
雨風の荒れ狂ひなく天つ空そのいと深きふところにゐて
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光源氏
ゆれまどふ花の命を問はば問へ夢もあはれも尽き果てしとも
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