月澄のお気に入りの歌一覧
悠々
生きるてふこと切なくて海見ればなつかしき貌なつかしき聲
21
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七色コイン
15和音聴いたみたいな夜だから、チャプリンみたいなダンスをするの。
8
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光源氏
野ざらしの石の仏は誰を待つ今日もつめたき雨にうたれて
18
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悠々
なにもかもすべて失くして噛みしめる生きる悲しみ生きる喜び
23
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舞
枯れてゆくただそれだけで美しくもの想わせる妖かしの秋
11
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恣翁
奥深き 竹薮に坐し 琴弾けり 人知らざるも 月のみぞ来し
22
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聴雨
降り初むる雨に心は奪はれて今詠みかけの歌をうしなふ
26
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浅草大将
うつせみの人をあはれとみほとけは心の華とそを抱きつつ
11
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紫苑
野放図な薔薇の蔓も霜月のこゑ聞きつれば仄か紅葉す
12
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紫苑
ひとを恋ひ惑へる果てに渡りえぬ川に渡せる夢の浮橋
24
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舞
たぎる血の想いを胸に帰り来て妻と語らい憂さを忘れる
7
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白亜
デニムのシャツにはかすかな潮の香 海の名残のきみを抱けば
8
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たんぽぽすずめ。
進化など求めぬ猿に温めた僕らの席へ残す遺伝子
13
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七色コイン
誰ぞ知るマヤの暦の本当をきっとカリスマ出てくるからね
7
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悠々
夜這星ひとすぢ海へ落ちけるは波に呑まれし人の呼ぶにや
17
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恣翁
土間に鳴く 蟋蟀の声 屋根の上に 昇り消えゆく 星月夜かな
22
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光源氏
妖かしの篝火ゆらく葛城のしじまにさらす夢の序之舞
11
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半格斎
見上げれば色つく楓のあかあかと空のあおさに浮かびゐてあり
15
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恣翁
銀河落ち 鶏鳴く朝に 散歩して 頭掻きつつ 徒食侘びたり
19
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まるたまる
眼鏡なきこの世は霧に包まれてモザイクの人われに手を振る
17
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