月澄のお気に入りの歌一覧
あそびくも
焚き染むる香にだに酔はせ黒すぐり杯の叶はぬ味気なき夜は
11
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浅草大将
こら応挙描くなら足までかけ軸のうらみつらみの美人幽霊
10
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光源氏
雪山を踏み散らしたる者もなき人も及ばぬ冬の奥美濃
14
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みやこうまし
見るだけのバレンタインのハートチョコメールに乗りて心に届く
11
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紫苑
飛び起きて虚空を睨む猫の眸の奥に小さき稲妻はしる
15
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あそびくも
十円で買える少女の呪いは風船ガムがはじけて消えた
12
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紫苑
吹く風に紅き蹴出しのほの見えて春の川面にさざなみ渡る
9
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浅草大将
蝶やてふおのれも物を思ひてか菜の花畑にゆきつとまりつ
12
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舞
地下鉄の窓に並んだ疲れ顔吾が影もあり今日を終わりて
17
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芳立
小夜衣みえずながらにさすたけの君を慕へる寒空の月
10
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浅草大将
信濃なる渋の出で湯の石だたみ行き交ふ下駄に春の足おと
13
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詠み人知らず
大丈夫と声かけくれし人形のこわれ一晩抱いて眠りし
14
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あそびくも
ケンケンパ、陽気匂へる公園の群れ立つ鳩の鼻歌と跳ぶ
10
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ゆうくん
早春を 照らす日の出を確かめて 空へ溶けゆく 月の面影
5
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半格斎
醒めておき寢ては醒めての日々なれど絶えざる雪よ厭はしきかな
10
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ふきのとう
一日を終へる私にうたのわはおつかれさんと一息くれる
17
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舞
ドブ川のネオンの中に浮き沈み空き缶ひとつ見る吾れ独り
11
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三沢左右
烏 ああ と鳴きをり今日の寒き日の灰の空には染まであらなん
22
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七色コイン
あの娘には息子が世話になりました。息子てなんだ?左曲がりの・・。
6
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あき
梅味のチップスターを食べながら開花の知らせをごろごろと待つ
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