月澄のお気に入りの歌一覧
光源氏
見上ぐれば匂ひほのかな櫻花上つ枝に寄する雨のためらひ
21
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ふきのとう
雪吊りのはずれし木々はのびのびと枝を広げて春おう歌する
21
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紫苑
灯を映すくらき川面のしんしんと肩いだく手をなくす花冷え
28
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猿ノ丞狂介
忍ぶれば苦しきものを人知れず堪へたることを誰か悟らむ
6
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みやこうまし
生きずらき人の怨嗟を風に聞きふさぎて過ぎる木枯らしの中
18
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恣翁
流沙越え 駱駝に揺られし波斯の玉 嫁ぎし女に贈るべきかは
20
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桜園
そちこちから種の芽出づるたよりきて花のとりもつ縁ぞ嬉しき
21
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まあさ
ひとときをこの地で暮らす白鷺の群れ穏やかに水面に遊ぶ
14
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桜園
在りし日の母の声を聞きたくて録音テープを迷いて押せり
22
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ふきのとう
寒々と冷えゆく夜にラーメンを一人すすりて温まりゆく
14
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たんぽぽすずめ。
元気かと母へ告ぐれば雲間より陽射しの一つ降りし霊園
16
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浅草大将
初時雨ふるきゆかりのくさぐさを偲ぶ眺めはむさし野の空
12
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舞
音も無く濡らして白き長月の雨を彩どる秋虫の声
7
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紫草
あきらめた恋ほど内に残りたる蔓のような静かな茂り
14
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由良
まんまるの月を背負って黒猫がニヤリと笑う 行き止まりだよ
16
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紫草
招虫は歩幅正しく歩みゆく前か後ろかしきりに迷い
15
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恣翁
待つ人の来たらず 杯に月浮かべ 酌めば香れり 茉莉花の風
31
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ふきのとう
紅の音色聴かせる芝桜海に山にと趣きかえて
6
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七色コイン
二杯目のコーヒー好きな君だから 角砂糖はね一つだったね
9
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七色コイン
おいクーよ、お前は長女なんだぞう 猫に言っても分かりゃしないか
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