月澄のお気に入りの歌一覧
光源氏
濡れそぼる嵯峨野の戀をしづめどもなほうちしきる夢のためらひ
9
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光源氏
経るほどに虚しき風に身をさらし情けにすがる憂きの狭衣
9
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七色コイン
秋の香の金木犀の道歩くこれ嗅ぐだけでおなかいっぱい
11
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悠々
花巻の里にねむれるうたびとよいまこそ歩め瓦礫の村を
21
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紫苑
六足に踏み伏せらるる水牛の張りたる尻はおみなのごとく
10
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半格斎
見まほしき耳納のもとの黄金田やいつ行かるるか我妹の里に
15
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舞
気がつけば少女のように妻笑みて名も知らぬ花ともに眺める
14
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まるえふ
月の夜は野郎同士で酒喰らう女心に興味は無いのだ
9
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半格斎
和らぎのひかり幾重に秋の陽をあつめ休らふ秋あかねかな
21
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白亜
月影にきみを偲べばほのかなる想ひ織りたし 夜の靜寂に
22
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聴雨
十六夜の月に漂ふわびしさをひとり寝る夜の枕べに置く
14
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悠々
漁り火の絶ゆればかなし海螢ゐのち仄かに波間かがよふ
20
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悠々
泥の河こぎゆく舟の櫓は重く 水面にかすむ白蓮の花
19
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光源氏
吹く風になどか心はうらぶれて宿り木求め闇に彷徨ふ
17
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半格斎
ながき夜 むしのね色にとまどひし あれ、松むしやこうろぎとかと
9
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ふきのとう
「おはよー」に「おはよう」という日常をうれしく思う秋晴れの朝
13
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恣翁
月白に 背く高殿 窓の灯に 覚束無しや 君が面持ち
22
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紫苑
蜩のこゑ哀しかりアヴェ・マリア街角の歌に添うて鳴くなる
12
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悠々
青空に羽音殘して蝉溶ける・澄子まためぐり來る逢瀬ねがひて・悠
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七色コイン
きみだけの僕で居たいが大きくてウイングマンになろうと思う
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