たつかわ梨凰のお気に入りの歌一覧
うみ
街かどを流れる水に手をのばしはるか箕面の山山を想う
10
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シュンイチ
自転車で隣の町まで行ったっけ ぼくがはじめて「おれ」と言った日
87
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若楓
恋すれば雨もまた良し水無月の紫陽花眺むひとつ傘にて
34
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一
はじめてを思い出すまでやめないと決めて笑ったはじめてでした
11
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あき
輝ける明日へと歩む太陽を見送り夜に融ける群青
10
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あき
寒天に顔も知らないオリオンを探す目当ては彼の腰帯
5
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ゆら
青空が窓から君を誘ったらそのとき私は風しかも八重
2
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那珂由比
はらはらと散ったひかりが手のひらに残したやけど 私だけ見て
11
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詠み人知らず
届かない君の心の奥底に私と違う人影を見る
2
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武田シンノスケ
寒煙地獄の如き浜の朝未だ暁覚えぬ我が身
0
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詠み人知らず
本当のような嘘より嘘として本当を言うのは難しい
10
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市川ありさ
別々の世界に住んでいる君の愛の言葉は胸に響かず
4
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雲居の月
雪花や枝垂れ桜に咲きにける春偲ばるる冬の鴨川
20
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いち
オセロウが妻を殺したのと同じ気持ちなのかもしれない今夜
3
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詠み人知らず
夏けきに君の薄衣そぞろひて花菖蒲にぞこころ乱れて
2
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おち象
ゆきみつき つとめてゆくは みをさせと ことへこころね りんとなりける
4
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七色コイン
漆黒の羽根を広げて想うのは、傲れる天を我が打つ時。
4
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紫苑
波寄する荒磯を望み遠つひとまつの庵をけふこそ訪はめ
10
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芳立
かがり火もなきうつし世をうばたまの闇のながきに冬は至りぬ
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横雲
落ち積もる庭の木の葉を踏み行けば恋ふるも知らに忍び音ぞ洩る
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