おおみはじめのお気に入りの歌一覧
猿ノ丞狂介
見よ、志野の山の白牌選りわけて鳴きにし人は白のみ千点
5
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詠み人知らず
まだ這えぬ我が子が纏う甚平から赤い金魚が泳いで出る夏
19
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舞
些細なる犬も横向く意地張りて共に黙して夕飯を喰う
11
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芳立
聞きなれぬ鳥が鳴くなりただ梅雨のあひまに窓をあくるこころに
15
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在原紀之
早朝の雨に濡れたる紫陽花の艶やかなるは梅雨の宝石
14
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詠み人知らず
おどおどと歩けば悪魔がやってきて なんじゃかんじゃと悪戯をする
8
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詠み人知らず
私より疲れた人が前にいる 平成生まれにタコ焼き渡す
21
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詠み人知らず
本音などガマンの君の唇に プシュッとひと吹き クレ・5・5・6
8
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詠み人知らず
見たくない現実が今日ありました しかたがないので眼鏡をはずす
14
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光源氏
しのぶれば袖のほたるはゆらぎたるあかして待たむ夜の深草
12
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恣翁
涼し気な 少女の視線は ぼんやりと 剥がれかけたる 壁紙に落つ
15
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紫苑
安穏をなど貶したきまろまろと太れる蕪を真二つに切る
16
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悠々
鉄槌ヲチカラノ限リ打チ下ロス工夫ノ如キ歌詠マザラム
14
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庭鳥
編み込んだように巻くなよ。もう少し伸びたら食べてしまうよ、うしし
6
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只野ハル
薄切りの塩振り掛けしラディッシュの無言の食事苦味の残り
6
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れお
引き出しの中には夢を詰めておく ドラえもんには会えなくていい
10
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舞
吾のみの梅雨の空とは思わねど胸の内にも小糠雨降る
8
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詠み人知らず
いにしへの心たづぬる文の法絆となれど歌のよろこび
15
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粕春大君
降る雨もはれて呉竹うちそよぎふしみの里に風わたるなり
24
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芳立
こまつるぎわが立ち歩むひとすぢのほかには知らずただ道をゆく
10
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