おおみはじめのお気に入りの歌一覧
ほたる
ひもすがら誰にも会わず過ごす部屋ノートパソコンかすかに唸る
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悠々
片恋ノ人ハ遥ケキ柳川ノ清キ流レニ添ウテ老イルト
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光源氏
行灯に淡く浮きたつ揚羽蝶濡らす袂に花のひとひら
10
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詠み人知らず
人知れずこぼす戯(そばえ)のひとしずく片割れ月の袖も湿らせ
10
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詠み人知らず
雨上がり! おーいよく聞け! 清志郎! こっちはみんなロックしてるぜ!
7
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詠み人知らず
透明なビー玉ラムネ瓶越しに見つめるような夏でもいいな
14
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聴雨
やすらぎの面差しをした梔子にしたたる雨は花より白し
8
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きりあ
鳥の鳴き声がするのというきみに遮光布を開け口づけをした
4
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芳立
やくもたつ出雲路ならで八重垣は木曽にぞたてむわが妻籠みに
8
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浅草大将
青丹よし奈良井の宿にその名あれば木曽路の秋に訪ねこそ見め
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きりあ
明け方の輪回しに興じる子ども赤い頬だけ風にさらして
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三沢左右
選ぶまじ雨の長夜のさわめきの音と聞こゆる二つグラスを
7
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浅草大将
逝く妹の叫び聞きしかora oraと羅典の文字に記す兄はも
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舞
暮れんとす闇に抗らがいひと時の茜を映すはぐれ雲あり
14
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悠々
紫陽花ノ花咲ク庭ノ斎場ノ空ヘ一筋母焼ク煙
24
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紫苑
袂をば払うて浄き身ならむと思へど袖に雪ふりやまず
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恣翁
真っ直ぐな 眼差し向ける 幼女の 瞳を籠める 鳶色の翳
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ねずみ
夕闇の水銀灯の灯の下で乱舞する蛾を 眺める子猫
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芳立
ながむればひとよの旅もみづとりの立ちの急ぎとしめす父母
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一
親切に開いてくれた自動ドアなのにこんなに引っかかります
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