みやこうましのお気に入りの歌一覧
舞
妻独り吾れを待ち居り酔い帰る愚痴も言わずに今日を語らう
18
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紫苑
ねつとりと湿気まつはる雨上がり職安を訪ふ背の重しも
12
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ぐるぐるフルール
夏の陽に鎌を光らせ畑に居る老女は黙し根を引き千切る
9
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七色コイン
苦しみを通り越したら、次は君、苦しんでいる友と話そう。
29
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ことり
いずかたへ風は吹きゆくみずうみの波のみだれは限りもあらず
13
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水島寒月
陽に映ゆる弘法山をあふぎたり人はどこまで独りなるべし
11
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緋色
飲み慣れたラムネの中のビー玉が涙色とは気付かなかった
31
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緋色
川べりの静けさの中、蛍らと煙草で交わす光のこだま
18
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詠み人知らず
久方に威勢を挙げる学生のグラスを見かけ頼もしき初夏
3
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詠み人知らず
光線の乱反射する交差点夏の夜の緒に佇ずむ風よ
9
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詠み人知らず
文月の酎ハイみっつグデングデン 揺れる街の灯 朧げの月
7
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詠み人知らず
スタイルを決めた飽くなき仕事師は 今日には今日の 歌高らかに
3
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あそびくも
冷やさうめん居並びすする暮らしこそ押し並みなれどなほ愛しみけれ
19
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あそびくも
花房は百日といはず愛でまほし天へとひらく紅の手よ
15
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七色コイン
きみは何故苦しんでるの?僕にだけ、そっと教えて、ずっと聞くから。
20
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恣翁
憂鬱に 山を染めたる 夏色を 私雨の 白く消しゆく
24
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光源氏
生も死も共に愛でてこそ人の意義自ずと見ゆる今生きる道
8
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浅草大将
ゴキブリのごとく叩かれ潰されて外注ゆゑに人ならずやも
12
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白亜
雨の日もあなたを見守る傘に咲く小さなひまわり かろやかに揺れ
14
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恣翁
波の下 月も届かぬ 闇路にや 啜り泣くらむ 水漬く屍は
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