みみ松のお気に入りの歌一覧
ねずみ
鐘打ちて鷄鳴きこゆ曉に荒神札に朝餉の湯氣よ
1
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ねずみ
夢賣りの鈍色眼に映りしは綺羅綺羅ひかる小錢ばかりよ
2
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恣翁
文机の花瓶に挿して 密やかに 香り混じれる 梅と水仙
23
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ふきのとう
凍る朝落つる雫はつながりて清きつららの一夜の命
12
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浅草大将
いつしかに氷とけたる遣り水の春まつみぎは苔めぶきつつ
22
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浅草大将
きのふ今日冬の眺めもあすか川待てば早瀬の春に会ふべし
20
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山桃
さきゆきは死すべき身とぞ覚えども心にかかる原発の雲
15
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山桃
草刈りにやすみを給べてふる雨をやさしといひしひとのこひしき
16
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光源氏
色あせしガダルカナルの花びらは御心仰ぎやがて沈みぬ
9
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只野ハル
剪定後二年続けて花咲けど実のならぬ梅見る梅雨晴間
4
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みやこうまし
紫陽花の雨にこたえて咲きそろう綾なす中に傘さす一人
8
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横雲
深草を踏み分く道の蛇苺赤き実摘むも露に濡れけり
11
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ケンイチ
群雲が湧き立てば夏何ひとつ見逃さぬよう燃やせ血潮を
17
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一
見渡せば あくびをそっとかみ殺す君のやさしい愛を見つける
11
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水島寒月
厨より見る夕焼けのかなしけれその赤あかと色美しければ
6
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舞
妖術を使う君なりその笑みの想い出の夜闇深くして
13
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在原紀之
紫陽花が咲き誇る今日届きしは貴殿がもとに花咲く報せ
9
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半格斎
垂れたる白き花房香り滿つアカシア並木に人集ふらむ
9
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詠み人知らず
晴れやらぬ心の空と偲ぶには逢へぬ闇さへよすがなりけり
14
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ケンイチ
いと易く空に染まりて夫々の情を尋ぬ月影のひと
14
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