緋色のお気に入りの歌一覧
人 さわこ
チューリップくわえて喋ってみたけれどチューリップ無いほうが伝わる
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ほたる
福島の新米届きその白さ甘さを今年も感謝するのみ
11
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でくのぼう
故郷に歸る道なし故郷はこの地に朽ちる望郷の冬
11
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でくのぼう
塊状となりし瓦礫に氷雨ふるいまだ歸らぬ妻よ寒かろ
17
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みやこうまし
杉原の暗き樹林に踏み入れば秋の吐息か木漏れ日追えり
11
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芳立
果てぬべきわれと嘆けばけやき葉の深まる色ぞまだ散りもせぬ
12
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浅草大将
から紅に滝の白糸そめあげて織るやもみぢのきぬのおほ河
15
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蒼井 月子
かりんとう夜更けに舌で転がせば甘さも孤独もしんと染み込む
13
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真山千展
ゴットファーザーより恐ろしいおぼろげに点いたり消えたり着信の青
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かぐら
挫折したきみのメールの文体が「です・ます」調でまた泣けるんだ
7
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たかはし
大会成績ばっかりのあの子の名前の検索結果好きなものでも 書いてりゃいいのに
1
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芳立
オリオンの夜をあかしてあかねさす君にとどかぬ惑星となる
16
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たんぽぽすずめ。
本年の流行語にもいつで在れ恋を詠ませる「君」が一番
9
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紫苑
不意打ちの雨音の鋭しうばたまの闇に潤ぶる隙穿ちつつ
20
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はな
「〇〇やん」 あぁ、そうですか。新しい彼女は関西出身ですか。
10
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半格斎
道の辺の花におそはる命かな茶臼の山の小春日のなか
21
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ふきのとう
初めての歌会に出せばさんざんの評価受けしを土台とするや
9
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ふきのとう
降りしきる雨にも負けず呼び寄せる愛しき猫の恋の季節や
13
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舞
月影を受けて飛びゆく白鳥の呼び交う声の響きて遥か
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あんて
黒板と教師の背広の埃見て 欠伸した子を誘い出す空
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